29歳で社会人を始めた人の雑記

タイトルの通り。ここからいい人生にするために色々書いていきたいと思います。

失った時間の代償

自分は26の時大学を卒業し、29になって初めて就職した

就いた仕事はエンジニアだ

大学時代は心理学などを専攻していたため、IT分野など全くの素人といってもいい。

やっていたことといえばせいぜいHTMLのコード打ちのバイトやサークルのウェブページ管理でワードプレスを使用していたことくらいだ。

本格的なプログラミングなど初めてで、毎日四苦八苦している。

ちなみに、自分が就職した企業はベンチャーだ(本当は大手を志望していたが相手にされなかった。悲しいが傷物扱いだ。新卒の時は向こうから擦り寄ってきた癖に)。福利厚生なんてないに等しい。

人手が足りないので常に仕事に追われている。

加えて、昨年度大きな赤字を出したのでどんどん人が辞めていき、激務に拍車をかけている。

会社自体も明日潰れるんじゃないかってくらいギリギリだ。

はっきり言って、こんな状態だと基礎の勉強すら学びきれていないのに業務を行っているのが現状である。

 

それでも、その基礎を学ぶために私は徹夜で勉強をしている。毎日の睡眠時間は4時間程度だ。

当たり前ではあるが、こんな生活を行なっていると身体をおかしくしてしまう。

事実、自分も29にして初めて胃カメラを飲む程度には身体の調子をおかしくしてしまった。

この日記を書いている今も胸が痛む。

これ以上続けるとまたぶっ倒れるかもしれないが、今は無理をしないと自分は地の底から這い上がることができないだろう。

 

失った時間を埋めるための努力はしているが、どうやっても失った時間は取り戻せないし、何かしらの無理をして代償を払う必要があると実感している。

 

何か悪いことしたか?正直そう思う毎日だ。

本当に悔しい。

人を恨むなと言っても心は正直だ。

大学時代、研究室の仕事を押し付けうまく逃げた連中のことを憎んでいる。

僕は善人ではない…

いつも思うこと

大学を出て普通に働きたかった

同期と切磋琢磨して生きたかった

そう、普通を取り戻すために大学に入り直したのに、

こんなことすら叶わなかった

無念で仕方がない

一生の心の傷だと思う

 

過去の辛い思い出

自分は大学生活というものに人生を賭けていた。

だからこそ大学というものに入り直した。

しかし、研究室でのパワハラアカハラ)紛いの毎日で自分は精神をおかしくしてしまった。

精神的な病というものは本人になかなか自覚がなく、周りから人が離れて初めて気付くものだということを実感させられた。

結果、友人、それ以上に大切な人、信用、就職先などなど、今でも失ってしまったものを思い返すたびに枕を濡らしている。

あの時内定を貰っていた企業に就職できていたら、普通に卒業できていたら、などということを考えると涙が止まらなくなる。

失った時間を埋める何かが見つかるまでずっとこの調子なのだろう…

東京の朝は辛い。

わかっちゃいたけど、朝から満員電車にすし詰めにされるのは想像より遥かにストレスだった。

大学時代はキャンパスの最寄駅に住んでいて、バス通学をしていたので満員電車に揺られるのは実質これが初めてだ。

もちろん、バイトやらなんやらで朝から満員電車で都心に向かう、みたいなことはあったが、一時的なモノで「やべーな」程度にしか考えていなかった。

そういう危機感みたいなものは、当事者にならないと実感がわかないということを身を以て理解させられている。

対岸の火事」なんて言葉があるが、本当にそうだよなぁ…